石川県金沢市|温泉処の総湯
金沢市の温泉街の総湯です。
湯涌の町並みが続く通りの奥の方にあります。
昔ながらのシンプルな共同浴場で湯涌の風情とともに楽しみたい温泉処です。

派手さはないけれど、しっとりとした金沢・湯涌の風情と良質な温泉を満喫できるところ。ゆったりと流れる時間の中で温泉に浸かるのは、まさに「湯ったり、湯っくり」という言葉がぴったり。だけどお湯の温度はあつあつで油断するとのぼせてしまうのだ。
湯涌温泉総湯 白鷺の湯 がある通り(町並み)
湯涌温泉総湯 白鷺の湯のある通りは風情あります。
桜の季節にゆっくり散策してみたいです。



湯涌温泉総湯 白鷺の湯のお隣りには足湯や金沢湯涌夢二館もあるよ!

駐車場
湯涌温泉総湯 白鷺の湯の駐車場は建物の隣りに。
近隣には他の旅館の駐車場もあるため間違えないように注意です。

館内
館内はシンプル構造でありながら賑やかな雰囲気です。
ぼんぼり祭りやアニメのポスターも。





受付カウンター周囲は所狭しと特産品やお土産が置かれていました。
氷室まんじゅうはバラ売りも。1個からだとお求めやすくて嬉しい。

氷室まんじゅうのカラーリングには意味があるそうです。奥深い。
緑 | 健康・長寿 |
白 | 清浄 |
ピンク | 魔除け |

氷室まんじゅうをひとつ購入したよ。
ひとつでも丁寧に袋に入れてくれました。



素敵なぼんぼり祭りのポスターもたくさん掲示されていた。
湯涌はぼんぼり祭りが有名でアニメと関係しているようです。
館内には、ぼんぼり祭りのアニメイラストのポスターがたくさん。
自動販売機にイラストが描かれていました。
2つの並べられた自動販売機に綺麗なイラストが描かれていました。
2つの自動販売機にまたがってひとつのイラストが描かれているのかなと思ったけど別々のイラストなのかな。

脱衣所
脱衣所はコインロッカー(24個)と籠(12個)。両替機は置いてないため注意。体重計は昔ながらのアナログ計。ドライヤーは2つほどありました。
お風呂
湯舟とカランのみのシンプル構造です。
シャンプーやソープは置いてありません。
- かけ湯はとっても熱くかけることは困難!
- 湯舟の湯温もとってもとっても熱め
- 湯舟はひとつだが2つの寝湯スポットとつながっている
- 外窓は大きくて開放的
- カランは10個弱ほど
- カランにシャワーがついてる
- サウナはないです
- 浴場内はブラウン色のタイルで格調高い雰囲気
- 壁に4つの花の絵が飾ってある
- 男女の湯の間の仕切り上部はつながっている
- 女湯には露天風呂があります
お湯はかなり熱めなこともあり浴場でゆっくり過ごせる感じではないです。

温泉街の総湯ということに幸せを感じるのだ。
温泉の詳細
湯涌温泉総湯 白鷺の湯は、ずっと昔(養老2年)に職人が泉で傷を癒やしている白鷹を見つけたことから始まったそうだ。
江戸時代には加賀藩主が湯治のために訪れ湯の効能を高く評価したそうだ。
さらに白鷺の湯は、大正時代の詩人こと竹久夢二が愛する女性(彦乃)と至福の日々を過ごした「ロマンの湯」としても知られているのだ。
源泉名 | 湯涌温泉3号源泉 |
泉室 | アルカリ性単純温泉(低張性・アルカリ性・低温泉) |
泉温 | 25.0℃ |
湧出量 | 115L/min |
知覚的試験 | 無色・澄明・無味・無臭 |
pH値 | 8.7 |
陽イオン計 | 98.4mg/kg |
陰イオン計 | 198.4mg/kg |
非解離成分計 | 37.9mg/kg |
溶存ガス成分計 | 0.7mg/kg |
溶存成分総計 | 0.3354g/kg |
循環装置 | あり |
給排湯方式 | 放流循環併用式 |
加水 | なし |
加温 | あり |
入浴剤 | なし |
消毒 | あり |
源泉井
平成9年に新たに2本の源泉を掘削し過去の3倍の湯量を確保した。
現在は計4本の源泉井から湧出している。
薬師寺の境内の歌碑
薬師寺の境内の歌碑に
「湯涌なる山ふところの小春日に 目閉し死なむときみのいうなり」
の歌の一首が刻まれている。

LOCATION
住所 | 〒920-1123 石川県金沢市湯涌町イ139-2 |
TEL | 0762351380 |
営業時間 | 7:00 – 22:00 |
休業日 | 基本的に毎月第3木曜日 |
*本文は記事投稿時の情報です