【富山県】義経社

義経社と義経岩

富山県高岡市|雨晴海岸の社

道の駅 雨晴のすぐ近くに、義経社があります。この神社は義経岩の上に建てられており、立派な松の木が義経社を取り囲むように生え、まるで義経社を守っているかのような雰囲気を醸し出しています。

目次

雨晴海岸の魅力

義経社の前には、雨晴海岸が広がり、美しい海の景色と心地よい潮風が楽しめます。浜辺に降りれば、義経岩の下側を見ることができ、そこには空洞が確認できます。この空洞には、源義経が雨宿りをしたという伝説が残っています。

海には堂々とした女岩があり、絶好の撮影スポットとなっています。天気が良ければ、背景には雄大な立山連峰が姿を現し、さらなる美しさを添えます。

義経社の後方

義経社の横から後方へ進むことができます。正面からは松の枝で義経社がよく見えませんが、後方からだとその姿がはっきりとわかります。また、女岩も浜辺からとは異なる雰囲気で眺めることができ、新たな魅力に出会えます。

雨晴海岸と義経岩の歴史と美しさ

*現地の案内板より*

二上山の山裾が富山湾に没するこの一帯は、雨晴海岸として知られ、白砂青松と日本海では珍しい遠浅の海岸が特徴です。このエリアの中心にあるのが義経岩で、文治三年(1187年)に源義経が奥州へ向かう途中、にわか雨に見舞われ、家来とともにこの岩の下で雨宿りをしたという伝説に由来します。

近隣の女岩男岩とともに、この海岸は絶景を形成しています。かつて越中国司として伏木に在住した若き歌人大伴家持も、この美しい景色を多くの万葉集に詠み込みました。

また、雨晴海岸は松尾芭蕉が『おくのほそ道』に詠んだ由緒ある地ともされています。

踏切と列車

すぐ近くには踏切があり、真っ赤な列車がそこそこの速さで通過します。手を伸ばせば列車に届きそうなほどの近さです。列車を観る際は、十分に気をつけて楽しんでください。

つばめ

雨晴海岸と義経社は、歴史と自然が織りなす素晴らしいスポットです。ぜひ訪れて、その美しさと物語に触れてみてください!

LOCATION

住所〒933-0133 富山県高岡市太田28 (「道の駅 雨晴」の線路の海側)

*本文は記事投稿時の情報です

義経社と義経岩

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