石川県珠洲市|能登半島の最先端・灯台
MEMO
禄剛崎は「ろつこうさき」と読みます。
12mの高さの灯台が建っているところです。
日の出と日没の景色の素晴らしさでも有名なスポットです。
灯台の光は35km先まで届くそうです。(海面から48mの高さから。)
光の強さは5万5千カンデラだそうです。
灯台のほかに遊具のない広場が整備されています。
「禄剛崎灯台点灯百周年記念碑」と「日本列島ここが中心」の石碑がありました。
また「東京302km・上海1598km・釜山783km」を示す標識もあり面白かったです。
海の眺めは素晴らしく崖下の「千畳敷」が珍しい光景でした。
現地までは駐車した場所から長い坂道を歩くことになりかなり体力を消耗しますが綺麗な景色が疲れを吹き飛ばします。(坂道途中で断念しUターンする方もいるそうです。)
禄剛崎灯台のこと
灯台の詳細については付近の道の駅狼煙にも説明されています。
- 明治期の灯台(石造Aランク)
- 日本の灯台50台
- 近代化遺産
- 近代化産業遺産
- 1883年7月10日に設置
- 灯台に使われた石材は穴水町から海路で
- 完成まで約2年
- 灯台のレンズはフランスから輸入
- そのレンズは第二等不動フレネルレンズ
- そのレンズは今でも現役
- 灯火は石油ランプだった
- 昭和15年には1000wの電球に変更
- その電球は等明暗光(明3秒暗3秒)
- 現在のランプは250Wで55,000カンデラ
- 光の届く距離は33km
- 灯火の高さは7.9mで平均水面から48m
レンズもとっても重要ということがわかった。
駐車場から灯台までの徒歩
灯台の専用駐車場は無いようで付近の「道の駅 狼煙の駐車場」に駐車しました。
「道の駅 狼煙の駐車場」の道路向こう側に徒歩での登り口があります。
別ルートとして海側から階段を登って灯台に到着できるコースがあるようです。
「道の駅 狼煙の駐車場」から階段まではちょっと離れていると思われます。
「道の駅 狼煙の駐車場」の道路向こう側からの登り口コース
「道の駅 狼煙の駐車場」の道路向こう側の古民家アートの建物の左側に登り口があります。坂道の始まりです。
灯台まで365mと書かれた案内板が設置されています。(365mよりも近く感じました。)
坂道をのぼっていきます。
ここまで来たら平坦な道になり灯台まであともう少し。
この先に灯台あります。
次回訪れたときは階段ルートから向かってみようとおもいます。
菊の御紋章がある灯台
能登半島の最北東恥端の地、ここ禄剛崎に建てられ、明治16年7月10日初点灯しました。今も建設当時の明治の面影を残しながら、禄剛崎沖を航行する船舶の道しるべとして重要な役目をしています。また、電波標識の無線方位信号所を併設しています。
現地案内より
昭和38年まで職員が常駐して管理していましたが、機器の自動化に伴い現在は無人の施設で管理事務所から定期的に巡回管理しています。
禄剛崎
この場所は「海から昇る朝日」と「海に沈む夕日」が見られることで有名な岬です。かつてこの沖合は海路の難所であり、狼煙という地名のとおり、火を焚き、航海の安全を図った海上交通の要所でした。北に佐渡島、西に七ツ島、東に金剛崎があり、それに連なるように北アルプスを望むことができます。
現地案内より
さらに、この崖下には「千畳敷」といわれる激しい波の浸食によってできた波食台が広がっています。この一帯はアワビやサザエ、多種の海藻類等が豊富にと採れる好漁場です。
LOCATION
住所 | 〒927-1441 石川県珠洲市 |
*内容は記事投稿時の情報です