石川県輪島市|キリコを展示している会館

令和6年能登半島地震の被害を受けられました。
会館の建物の倒壊は免れたようです。
令和6年能登半島地震の被害
高さ6メートルの貴重なキリコが30基以上が保管展示されていましたが震災により20基が倒れたそうです。
中島屋大切龍(高さ12.3メートル)は倒れはしなかったものの担ぎ棒等が折れてしまう被害にあったそうです。



特に大きな中島屋大切龍は天井からワイヤーで固定もされていたので損傷はしたものの倒れなかったそうだ。まだ良かった。


輪島大祭ではキリコ会館で保管されているキリコが実際に活躍していたので、輪島大祭にも影響が出るとのことです。
キリコ1基を新しく造るのに700万円以上必要とのこと。



少ないキリコであっても輪島大祭に期待したい。










大黒摩季さんの能登半島地震の復興応援ライブ(令和6年4月13日)
令和6年4月13日に大黒摩季さんによる能登半島地震の復興応援チャリティライブが開催されました。
ライブの本拠地は横浜で開催されライブの映像はリアルタイムに能登地区にネット配信されました。
輪島市ではキリコ会館横のライブステージに大型スクリーンが設営されたくさんの被災者の方々が集まっていました。
ライブステージに来れない人たちはYoutubeでライブ配信を楽しむことができました。






チャリティライブは大黒摩季さんの迫力ある歌から始まり皆さん見入ってました。
途中に大黒摩季さんが能登地区に声援をかけてくれ、その声援をきっかけに被災者の方々は音楽に合わせて力強い手拍子で応えていました。
大黒摩季さんは持ち歌以外にも「銀河鉄道999」や「愛は勝つ」などを歌ってくれて被災地にエールを送ってくれました。
チャリティライブのところどこで御陣乗太鼓の紹介や石川県のカタチが親指を曲げたカタチに似ているなど能登地区の紹介がたくさん。
チャリティ物販のことについても熱心に観客にアピールしていました。
最後は出演者と観客全員が親指を曲げて復興応援記念写真を撮影し幕を閉じました。



摩季ねぇはすごかった。
チャリティライブには豪華なメンバーが参加しました。
・A.B.C-Z
・小林幸子
・スーパー太鼓トリオ(ヒダノ修一、一彩、山口託矢)
・Team Black Starz
・DEEN
・ハラミちゃん
・YU-KI(TRF)
チャリティライブの正式名称:「MAKI’s AID “Cheer Up! 能登半島!”~人類みな親戚♡Vol.1☆Kick off 横浜~」



タモリさんに似た人も出演していた。




大黒摩季さんの能登半島地震のミニコンサート(令和6年5月19日)
上記の記事のとおり大黒摩季さんは令和6年4月13日に能登半島地震の復興応援チャリティライブを横浜市で開催。その収益を義援金として届けるため5月17日に石川県を訪れて能登半島の珠洲市と穴水町、そして輪島市でミニコンサートを披露してくださいました。
輪島市ではキリコ会館横の小さなステージでミニコンサートが開催され開始1時間前からたくさんの人が集まっていました。



摩季ねぇは復興応援ライブの収益を義援金としてすぐに能登半島に持ってきてくれた。摩季ねぇは輪島市役所に訪れ義援金を渡した後にステージに立ったのだ。


ステージが始まると摩季ねぇの心あるれるメッセージが込められた力強い歌声に皆さん手拍子と歌で応えていました。


大黒摩季さんの歌唱力はさることながらおしゃべりもとっても上手で皆さん摩季ねぇに引き込まれていました。



摩季ねぇを知らない年配の方々は元気なお姉ちゃんが輪島に来られたと感じるだけではなくトークと圧倒的な歌唱力で魅了された。







大黒摩季もついてるよ。日本中もついてるよ。
2000人の観客は摩季ねぇの心意気と歌声で涙いっぱい。





大黒摩季さん。バンドの皆さん。スタッフの皆さん。ありがとう!





ちなみに大黒摩季さんのお母様は輪島塗ファンとのことだ。
ここからは令和6年能登半島地震以前の記事です
能登半島の各地では夏から秋にかけて灯籠神事が行われキリコ祭と呼ばれています。
キリコとは巨大な御神灯のことで輪島キリコ会館には小さいキリコから巨大なキリコまで展示されています。
入館料は一般600円ちょっとです。


館内の照明は落とされキリコの明かりがとても綺麗に柔らかく強調されています。
展示さているキリコの数にも驚きですが3階建ての高さにも及ぶ大きなキリコもあり圧巻です。


暗い照明の中にブルーのグラデーションの光も雰囲気があって綺麗。
そういった空間の中に能登の祭の勇壮な映像が大きく映し出されていて威勢ある祭の臨場感が伝わってきます。


漆塗りの漆黒のキリコの明かりから筆で描かれた力強い漢字がぼんやり浮かび上がっていてとにかく綺麗でした。
館内に入場する前はキリコの博物館といったイメージをしていましたが展示されているキリコはもはや芸術品で美術館でした。





龍神歓
龍神歓:海の神様が歓んでおられることを意味・豊漁を祈る願いが込められている・全高5m 全幅1.7m・全長4.7m


輪島市へおでかけしたらぜひとも立ち寄りたいスポットです。
キリコ会館の外観
海岸のマリンタウンのエリアに会館は建っています。
見る角度によって建物の形が異なっているように見えて不思議なカタチでした。






駐車場はキリコ会館にもありますしマリンタウンのエリアにもあります。


1階
1階は大キリコ7基とキリコ24基が並べられています。


ガイドさんが付き添ってくれてキリコ・能登の祭のことを熱心に説明してくれました。
ずっと昔は15mの大きなキリコだったのですが時代の流れとともに現在の4mから6mほどの大きさのキリコになったようです。
理由は主に電線が空中にできたため大きさが変化したとのことでした。
こういったことをガイドさんは教えてくれます。(他にもいろいろ具体的な数字を示しながら説明してくれたのですが数字を忘れてしまった。)


2階
2階は空中回廊となっており2階からもキリコが並んでいる同じ空間を観賞できます。




2階から見るキリコはまた違った迫力があります。
キリコの屋根?のところもより詳細に鑑賞できますよ。(屋根の裏も施しが繊細です。)
またエネルギッシュな能登の祭の映像も2階の高さ付近で大きく映し出されているので臨場感が増します。
3階
3階は雰囲気が一変し明るい雰囲気の展望ロビーです。




ワラでできた巨大なものが部屋の中央に配置されて違和感がすごいです。(キノコのようなデザインの。)




その付近には願い事が書かれた絵馬がたくさんありました。
巨大なワラは神聖なもののようです。
ここでは能登の各地の祭を写真と特徴を交えて紹介されていました。
どの写真もとても勇ましかったです。
マリンタウンのエリアも一望でき1・2階とは違ったほのぼの感がありました。
3階からエレベータで1階へ(お土産処・絵馬販売)
すべての観賞を完了しエレベータで1階へ移動したところお土産処に到着しました。




お土産処に3階にたくさんお願いごとされていた未使用の絵馬が販売されていました。
皆さんここで購入しお願いのため再び3階へ戻ったのかな。


お土産処でもインパクとのある展示がありました。
お土産処の中央に太い棒が設置されていて3階まで延びているのです。3階にあったキノコは1階の太い棒の先端でした。


ここでもお土産処のスタッフのひとが太い棒(キノコ)について説明をしてくれました。
これは松明(たいまつ)というものでした。
松明(たいまつ)
松明神事の御柱とのことです。
輪島の杉で高さは16m。
祭ではキノコ部分に3本の竹が取り付けられてキノコ部分に火が着けられ燃えます。
やがてキノコ部分は炎上した状態で柱が倒れるのですがキノコに装着されていた竹を奪い取った人は福が訪れるとのことでした。(スタッフさん談)
またこのような言い伝えも。
松明の明かりを目指して海を渡って来られた舳倉の女神様が、重蔵の男神と年に一度の逢瀬に結ばれ、新しい御子神様の誕生を願う神事です。
輪島キリコ会館ホームページより
祭りの夜に各キリコが神輿を先導して松明の炎で祓い清めます。
輪島キリコ会館の周辺
日本海がすぐそこです。
海岸沿いはきれいに整備されていて散歩している人や釣りをしている人など様々。ゆっくり時間が流れています。




海の方に向かってベンチがたくさん配置されていてるので優雅に時を過ごせます。


近くのマリンタウンこども広場ではちびっこがふわふわ遊具で永遠に飛び跳ねていてほのぼのです。




輪島で有名な朝市も近くホテルもそばにあり輪島市の賑やかスポットと思われます。


海岸に沿った車道(マリンパーク沿いの車道)には飲食店がいくつかありますよ。


ちょっとした情報



キリコに描かれている文字について。(一部のキリコのみ)
- 龍神歓:海の神様が歓んでおられることを意味している。豊漁を祈る願いが込められている。
- 蒙福徳:人徳ある人柄が幸せをいただけるという意味だ。
- 美気哉:美しくてすばらしいことを意味している。



お手洗いの案内が美術館らしさをつくりだしていた。





御陣所太鼓のポスターが見る角度によって絵が浮かび上がるような構造になっている。すこしだけでも怖がらせたいのだとおもった。





建物のシャッターのアートも芸術品でアートちっく。





煙草スポットがお土産処の出口付近にあります。


能登の祭
能登にはキリコの祭がこれだけあります。
夏から秋にかけて開催されます。
祭の名称 | 開催地 |
あばれ祭 | 能登町 |
七尾祇園祭 | 七尾市 |
恋路火祭 | 能登町 |
松波人形キリコ祭 | 能登町 |
塩津かがり火恋祭 | 七尾市 |
能登島向田の火祭 | 七尾市 |
名舟大祭 | 輪島市 |
石崎奉燈祭 | 七尾市 |
宝立七夕キリコ祭 | 珠洲市 |
新宮納涼祭 | 七尾市 |
西海祭 | 志賀町 |
沖波大漁祭 | 穴水町 |
曽々木大祭 | 輪島市 |
輪島大祭 | 輪島市 |
にわか祭 | 能登町 |
冨木八朔祭 | 志賀町 |
大町祭・川島祭 | 穴水町 |
寺家キリコ祭 | 珠洲市 |
蛸島キリコ祭 | 珠洲市 |
大谷キリコ祭 | 珠洲市 |
正院キリコ祭 | 珠洲市 |
柳田大祭 | 能登町 |
小木袖キリコ祭 | 能登町 |
2024年輪島大祭
令和6年能登半島地震で被災した年の夏にも輪島大祭が開催されました。



被災地にキリコの灯火によって復興の兆しが照らされた。





たくさんの担ぎ手によってキリコが乱舞したよ。
観客もいっぱい。
LOCATION
住所 | 〒928-0008 石川県輪島市マリンタウン6-1 |
TEL | 0768227100 |
開館時間 | 9:00-17:00 |
*本文は記事投稿時の情報です