【Info】温泉分析書の見方

温泉

源泉かけながし100%の 金沢温泉 金石荘 さんにとってもわかりやすい温泉分析書の見方が掲示されていたのでまとめてみました。

目次

泉質

泉質は10種類に分類できる。

単純温泉お肌にやさしいマイルドさ
塩化物泉お肌しっとり保湿保温
炭酸水素塩泉なめらか温泉はまるで美容液
硫酸塩泉うるうる肌になりたい
二酸化炭素泉炭酸美容法を実感
含鉄泉美肌のサポート
硫黄泉代謝促進に期待
酸性泉お肌の引きしめ
放射能泉免疫力アップ
含よう素泉高コレステロール血症

泉温

温泉が湧き出している検査をした時の湧出時の源泉の温度を示している。

42度以上高温泉
34度から42度未満温泉
25度から34度未満低温泉
25度未満冷鉱泉
泉温の分類

水素イオン濃度(ph値)

美肌・美容に重要な役割を果たす。

ph10.0以上強アルカリ性
ph8.5以上アルカリ性
ph7.5 ~ 8.5未満弱アルカリ性
ph6.0 ~ 7.7未満中性
ph3.0 ~ 6.0未満弱酸性
ph2.0 ~ 30.0未満酸性
ph2.0未満強酸性
ph値による分類
アルカリ性クレンジング効果・ぬるぬるした肌触り
・多くは無色澄明、無味、無臭
・古い角質を除去
・すべすべ肌
酸性泉リフトアップ効果・ピリピリとした肌触り
・多くは白濁、酸味、硫黄臭
・キメを整え引き締め
・収斂
・殺菌効果
中性泉肌にやさしい・さらさらしている
・刺激が少なくマイルド
期待される効果

メタケイ酸

化粧水などにも含まれている美肌成分で体をコーディングしてあたためる保温効果がある。

含有量が50mg以上なら美肌に有効とされている。

溶存物質

温泉 1kg 中に温泉成分が何グラム含まれているか温泉の濃度を示している。

10g以上/kg湯あたりしやすい
8g/kg以上 ~ 10g/kg未満人間の細胞液
8g未満/kgふやけやすい
濃度の分類

人間の細胞液を基準に分類されている。

*家庭で使われる一般的な入浴剤:約0.2g/kg
*5g/kg以上で温泉の個性が出てくる

かけ流し と 循環式

かけ流し温泉・常に新しい湯を使っている温泉
・使われた湯は循環されず排出される
・安定した湯の供給が必要
循環式温泉・湯を常に循環、ろ過、加温してリサイクルする
・循環式の多くは新しい湯を加えながら循環させている(循環かけ流し併用式)
・湯の量を節約することが可能
・本来持っている湯の効果が低下する可能性がある

*内容は記事投稿時の情報です

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