石川県加賀市|歩道橋
メモ
あやとりはしは山中温泉の鶴仙渓に架かる橋の中でも独創的なデザインです。
見た目は朱色で塗られた鮮やかな鉄骨があやとりの作品のように広がっています。
あやとりはしから臨む鶴仙渓の景色もとっても素敵です。
鶴仙渓の遊歩道からは観光スポットの黒谷橋やこおろぎ橋にも行けますよ。
駐車場
無料の駐車場があやとりはしのすぐ近くに2つあります。
- | 駐車可能台数 | メモ |
駐車場A | 5台ほど | お手洗いが隣にある |
駐車場B | 6、7台ほど | 左側の入口から入る 無駄な空間を作らないように駐車する |
2つある無料駐車場のひとつには午前9時から午後5時までと書かれてありました。
お手洗いもありますよ。
あやとりはしの特徴と構造
あやとりはしは歩道橋で大聖寺川に架かっている橋です。
自然100%の中に架かっている感じではなくて住宅街の川沿いから山手に向かって橋が伸びている感じでした。
しかしながら、あやとりはしの中央付近まで進むと鶴仙渓の景色がいっぱいになってきます。
あやとりはしを渡りきると街の気配はなくなり自然を満喫できますよ。
橋を渡っていてとっても楽しかった。
- 歩道橋
- 長さは94.7m
- 橋の両端の高さは5mの差がある
- 独特な構造
- ゆるやかなS字になっている
- 色は朱色
- 橋の場所は竜にちなんだ伝説のあるところ
- 橋の姿はあやとりの形にも見えるし竜の姿にも見える
- 夜はライトアップされて更にきれい
4つの支柱で橋全体が支えられている
鉄骨で造られた逆三角形から歩く部分が吊り下げられている
吊り下げられているのでちょっと揺れる感覚があるよ。
遊び心がありました。バランスよく積まれた石が橋を支えてるかのようです。
デザイン | 草月流家元 勅使河原宏氏 |
設計 | 金沢工業大学 水野一郎教授 株式会社金沢計画研究所 |
施工 | 川田工業株式会社 |
鶴仙渓遊歩道・お散歩マップ
鶴仙渓は「かくせんけい」と読みます。
あやとりはしの上流にあるこおろぎ橋とあやとりはしの下流にある黒谷橋までの区間が鶴仙渓遊歩道で全長1.3kmです。
大聖寺川に沿って遊歩道は続いています。
あやとりはしは鶴仙渓遊歩道の中央付近に位置しています。
あやとりはしを渡ったところ
駐車場からあやとり橋を渡り切ると鶴仙渓遊歩道です。
右へ進むか左へ進むか選択に迫られます。
こおろぎ橋の方には赤い日傘が映えているカフェが見えましたのでそっちへ向かってみました。
あやとりはしからこおろぎ橋 | 800m |
あやとりはしから黒谷橋 | 500m |
記念撮影スポットとあやとりはしの下
こおろぎ橋の方へちょっと進むと、記念撮影スポットがありました。
記念撮影スポットのエリアはちょっとした広場になっていますし、あやとりはしの真下にも行けます。
あやとりはしの構造をまじまじと見ることができますよ。
桜公園
ここからちょっと進むと桜公園がありベンチなど置かれてあります。
また、とってもわかりやすい鶴仙渓遊歩道の全体案内図がありますので見ておくと良いと思います。
桜公園から川のほうに降りる階段があります。ちょっと急な石段です。
階段を降りれば大聖寺川のそばに着きますが、それほど川に近寄れる地形にはなっていません。
桜公園から階段を降りたところ
階段を降りると撮影スポットのような小橋?があり皆さんそこで記念撮影していました。
道明地蔵と慈母観音
階段のそばには道明地蔵様と慈母観音様が祀られています。
そばには句碑が立てられていて「心ちよや扇投げ入れむ渕の水」と書かれてありました。
誰の句でどのような意味なのか。
「心ちよや」がもう難しい。
川床カフェ
階段を降りたところから近い距離にあやとりはしから見えていたカフェがあります。
こおろぎ橋に続く遊歩道の両脇にカフェの席真っ赤な日傘のある席が並んでいます。
ドリンク等を注文すると休憩処に座れる権利を得ることができます。
また、席料だけを払って権利を得ることもできます。
9月初旬の暑い日に訪れました。
休憩処の半分ほどは日差し100%の席でさすがに空席でした。
日陰になっている席はとても気持ち良さそうでした。
人が多いときは相席になるらしいけど空席があるのに日陰の席に相席するのも気が引けた。
今回はスルーしたけどいつか赤い日傘の下に座って川を眺めてみたい。
川床カフェの席が並んでいる辺から川に近寄れます。川の水に触れている人もいました。
営業時間 | 9:30 ~ 16:00 |
メニュー | ・席料 ・川庄セット(席料+お茶付きのスイーツ) ・ドリンク(席料+ドリンク) |
訪れたときは・・・
川庄セットが600円だったよ。お得感があった。
石重ね
こおろぎ橋まで歩いてみたかったのですが、暑い日だったので散策はカフェまでにしました。
駐車場付近に戻ったところにも、橋の下にあった石重ねがあることに気づきました。
これはいったい何なんだろうか。
LOCATION
住所 | 〒922-0126 石川県加賀市山中温泉河鹿町 |
*本文は記事投稿時の情報です