石川県かほく市|哲学の博物館
メモ
日本で唯一の哲学の博物館です。
西田幾多郎氏は西洋の哲学者に大きな影響を与えた世界的哲学者で1870年にかほく市で生まれました。
西田氏の遺品・原稿・書簡などが展示されています。また自分自身で哲学することができる仕掛けも用意されています。
博物館の建物は有名な安藤忠雄氏が設計し「考えること」を意識したスペースが設けられています。
建物自体を観賞するだけでも楽しめるところです。
ちょっと非日常的な雰囲気を楽しめるところでした。

夜間の建物のライトアップもとても綺麗。
東京スカイツリーのライトアップを手掛けたデザイナーさんが監修されたそうです。
思索の道
駐車場の淵に「思索の道」があります。思索しながら道を進み建物へ向かいました。




敷地
建物の敷地は丘陵地を活かした階段状のデザインになっています。建物の敷地エリアもかっこよいです。




建物内部へ
建物に入ると受付あります。
有料の展示エリアがありますが図書室やカフェや展望台や建物散策の目的だけであれば無料で入館できます。






1階の展示室「哲学へのいざない」・有料エリア
「考える」きっかけを与えてくれる展示室です。有料エリアでチケット300円でした。
哲学に興味を持てるような楽しい仕掛けがあります。






2階の展示室「西田幾多郎の世界」・有料エリア
2階には西田幾多郎氏に関わる資料(遺品など)がたくさん展示されていました。教育者として貢献されたこともここでわかりました。
書もたくさん掲示されていたのですが綺麗でかわいい感じの字でした。
このエリアで有料エリアの1階と2階が吹き抜けの構造になっていることがわかり楽しかったです。
図書室
小さな図書室がありました。ほぼ哲学に関する本ばかりであたまが良くなったような気になります。




ラビリンス
館内は安藤忠雄氏の設計で迷路のようです。迷いながら自ら「考えながら」次に進む道を選ぶ意味が込められているそうです。実際は建物内で迷うことはありません。






瞑想の空間「ホワイエ」
すり鉢状に吹き抜けが広がっています。天窓から光が差し込みます。
館内の最大のみどころスポットです。






とても神秘的な空間で思索にふけることができるようですが勇気が少し必要です。




展望ラウンジ
エレベータで展望ラウンジへ。
見渡せる景色は普通でした。(かほくイオンが目立つ。)
夕暮れ時は綺麗な景色が見れそうです。




他
カフェもありましたよ。ほかには広いホールもありましたが鍵がかかっていて入れませんでした。
西田幾多郎書斎「骨清窟」
建物の外に小さな一軒家がありますがそれが「骨清窟」です。
中には入れませんが窓から中を覗くことができました。ほどよい広さの中に立派な机などがあり羨ましい空間でした。




建物のかっこよさ
建物がコンクリート打ちっぱなしであったり複雑な構造があったり館内散策だけでも楽しめました。
富山県高岡市の「ミュゼふくおかカメラ館」もこのような雰囲気のあるところでしたよ。


LOCATION
住所 | 〒929-1126 石川県かほく市内日角井1 |
TEL | 0762836600 |
開館時間 | 9:00-16:30 |
休館日 | 月曜日 |