【富山県】桜ヶ池公園

桜ヶ池公園の水が広がる景色

富山県南砺市|たくさん楽しめる池

目次

メモ

大きな桜ヶ池を囲むように整備されている広い公園です。
桜ヶ池はかんがい用ため池(貯水量145万t)で砺波山田川の左岸約510haを潤します。

遠方まで広がる水面の爽快な景色を臨めます。

景色がとても綺麗だったので池の周囲を徒歩で左回りで1周してみました。1周約3km。
ずっと水の近くを歩いて行けるので気持ち良かったですし道の途中には桟橋や水上遊歩道もあり飽きることなく楽しく1周できました。
ずっと平坦ですので息が切れることもありませんでした。

つばめ

とってもおすすめの散歩コースです

桜ヶ池公園には芝生のある遊具広場もあるのでちびっこも楽しめますよ。

駐車場

駐車場にお手洗いあります。

道路の反対側の桜ケ池公園遊具広場のスケートパークの奥側にもとても広い駐車場があります。

桜ケ池公園遊具広場

駐車場のすぐ近くに遊具公園があります。
かなりめずらしい遊具がたくさんある広場です。芝生もありピクニックもできます。

池の周りの道

池の周囲には細い舗装道路が整備されています。車も人も通ります。1周3km程度でずっと平坦です。

池の周囲を散歩するときは基本的にこの舗装道路を歩くことになりますが、ある区間では砂利道や桟橋や水上遊歩道を通ることもできます。

舗装道路の幅は狭いため車同士のすれ違い(離合)がむずかしいところがあります。
たまたまかもしれませんが通行していた車はすべて左回りでした。釣りスポットを探している車が多かったです。

池の水辺から近いところに道は整備されていますが草木も多いのでどこからでも池が見えるわけではないです。
ところどころで視界が開けますがぱっと異なる池の姿が現れるので都度感動です。

池の周囲を左まわりで散歩しました。以下の記事内容は左回りしたときの順番で記載しています。

釣りの桟橋

釣りの桟橋がいくつかありました。
桟橋以外のところでも道脇に乗用車を停めて釣りをしている人を見かけました。
ヘラブナやブラックバスが泳いでいるようです。
釣り人それぞれお気に入りスポットがあるようでした。

休憩施設?

休憩施設?かどうかはっきりわかりませんでしたがこの施設の敷地では水が溜まっていました。
何故だかわかりませんがこういった不思議な光景に出会うのも散歩の楽しいところです。

通路の桟橋

駐車場から一番遠く離れたあたりに小さな桟橋を渡るスポットがあります。
桟橋を歩くときに目の前に広がった水面が飛び込んでくるのでとても気持ち良いです。
ここの雰囲気が特によかったです。

忘れてしまいましたが確かこのあたりにもお手洗いがありました。

水上遊歩道

砂利道に逸れるポイントがあります。砂利道へ進めば水上遊歩道です。

水上遊歩道は遠くからも見えていたので、ここに辿り着くのが楽しみでした。

水上にある東屋

水上遊歩道の中央あたりに東屋があります。
この東屋も水上に設置されているので通常とは異なった雰囲気を体感できます。

桜ヶ池神社

神社の鳥居を発見しました。石橋を渡り境内へ。とても歴史を感じる鳥居がありました。

桜ヶ池エントランス広場

神社をあとにすると水上に建っている近代的な建築物が見えてきました。
建物の看板には「桜ヶ池エントランス広場」と書かれてありました。

桜ヶ池の機能と歴史についての説明が掲示されています。
先人たちは水不足を解消するために並みならぬ熱意を持って努力をされたことが伝わってきます。
説明をしっかり読んでみると感慨深いです。

水辺側に出ることもできました。

すぐ近くの水面を眺めてみると水没した花壇を含めた公園の敷地のような池底が見えました。

池淵のところどころに当初整備したよりも水位が上がったのではないかと思われる箇所がありました。(気のせいかも)

城端嫁兼線沿いの歩道

散歩の最後はストレートの歩道を通過しスタート地点である駐車場に戻りました。

設置されているベンチ

池を囲む道沿いには多くのベンチが設置されています。中には草木で座りづらいところもありましたがありがたいです。ほのぼのスポットです。

桜ヶ池用水

「桜ヶ池エントランス広場」には桜ヶ池用水系統図が掲示されています。

桜ヶ池用水の水源は、袴腰山を水源とし、水源養林により保水されていた水が、砺波山田川に流れをなしこの水を城端ダムからの配水により農業用ため池「桜ヶ池」に貯留して必要に応じて、かんがい面積520haの水田をうるおしています。
城端土地改良区

桜ヶ池エントランス広場に掲示されていた案内より

桜ヶ池の歴史

*下記は現地案内に記されていたことを要約したものです

現在において水不足や干ばつが起きないのは先人たちの熱意と努力の積み重ねがあったからこそ。

  • 桜が池ができるまでは毎年6月から7月にかけて深刻な水不足に悩まされていた
  • 水不足時はポンプ70台で地下水をくみ上げ補給しなければならなかった
  • 地域住民の熱意により昭和15年に貯水量145万tのため池が農林省の認可を得て県営で施工することになった
  • 翌年5月に県営事務所が開設され地元では山田川沿岸耕地整理組合(現在の桜ヶ池土改良区)を設立し工事が開始された
  • 戦時中だっため工事は難航を極めた
  • 工事は人力作業だけを頼りに進めていった
  • 昭和24年にブルドーザーなどの大型機械を借り受け工事効率が向上した
  • 昭和29年3月に13年の年月をかけたかんがい用ため池工事が完成した

案内板(歴史的土地改良施設案内)は駐車場の付近にありました。
一読してから桜ヶ池を眺めるとまた違った光景が見えてくるのではないでしょうか。

LOCATION

住所〒939-1835 富山県南砺市立野原東

*本文は記事投稿時の内容です

桜ヶ池公園の水が広がる景色

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