【富山県】立山カルデラ砂防博物館

立山カルデラ砂防博物館の建物

富山県中新川郡|砂防の博物館

目次

メモ

立山カルデラと立山の砂防をテーマに展示されています。

博物館で知識を得てから立山を観光するとより楽しめると思います!

立山カルデラ

立山カルデラとは・・・

立山黒部アルペンルート(弥陀ヶ原台地)の南側に知られざるもう一つの立山ともいうべき「立山カルデラ」があります。周囲を切り立った断崖で囲まれ、容易に近づけないのであまり知られていませんが、中部山岳国立公園の一部です。
 立山カルデラは、東西約6.5km、南北約4.5km、標高差が500~1700mもある巨大なくぼ地です。立山火山に食い込んだ谷が激しい侵食作用によって拡大してできた侵食カルデラといわれています。カルデラの内部は美しい弥陀ヶ原高原と全く異なり、荒々しい風景の崩壊地が目立ちます。これまで度々崩壊しては、内部に土砂をため、大雨の度にその土砂が下流域に流れ出して大きな災害をもたらしてきました。そのため、この中では、これまで1世紀もの間、砂防工事が進められています。

立山カルデラ砂防博物館 公式サイトより

カルデラはポルトガル語で大鍋の意味があるそうです。

にゃーこ

称名滝を見に行ったけど滝は弥陀ヶ原台地から流れ落ちていたよ。

つばめ

称名滝の流れ落ちた水は常願寺川に繋がっています。
常願寺川流域はたくさんの土砂災害に見舞われたそうです。
立山カルデラに堆積した崩壊土砂の流出が原因です。
博物館で知識を得ました。

砂防・SABO

砂防とは、山地・海岸・河岸などの土砂の流出・移動・崩壊を防ぐことで、その施設のことも指すそうです。

博物館では砂防をSABOと表記していました。

表記に対して、斬新さを覚えたので調べてみると・・

日本の砂防の技術は高く日本は海外に砂防技術を指導しているそうです。1950年ごろから世界でSABOの単語が使われるようになったとのことです。

英語だと・・ erosion control ・ landslide prevention

1階

地形の歴史・活動・災害・氷河・風土などたくさんのことについて案内されていました。

ジオラマを使った断層や弥陀ヶ原台地の説明もありとてもわかりやすかったです。

にゃーこ

称名滝を見に行ったときは滝の水はどこから流れてきてるのか不思議だったけど博物館の模型でいっぱつでわかった。

つばめ

立山黒部ジオパークのことなども。
自然の恵みがとっても多いことがわかりました。

2階のSABO展示室(無料)

2階にはSABO展示室があります。館内のメイン展示コーナーといっても過言ではありません。

過去の土砂災害の現場の映像が流れていました。土砂の威力と災害の規模を知りえることができます。

にゃーこ

砂防・SABOの必要性をあらためて理解できました。

360度VRコーナーもありましたが残念ながらVRゴーグルの使用は制限されていました。*2023年夏

SABO展示室のトロッコツアーへようこそ

「トロッコツアーへようこそ」のコーナーがとても楽しかったです!!

空間列車の座席を再現
ストーリー砂防工事専用に乗って常願寺上流の谷へ向かって行く
椅子6人ほど座れます
スクリーンになっている
山を走るトロッコ目線の映像が流れる
サウンドナレーションが流れる
線路のガタンゴトンの音
体感装置線路のガタンゴトンの音に合わせ椅子と足元が揺れますよ!!
時間10分程度
にゃーこ

まったく期待していなかったが楽しかった!
おすすめだよ!!

いろいろ

いろいろメモ

  • 称名滝や立山についてたくさん知ることができた
  • 1階・2階とも情報がたくさん
  • 1階よりも2階のほうが楽しい雰囲気があるかも
  • 2階にシカの剥製があった
  • 砂防ダムや川でよくみる段々の人工物の目的が明確になった
  • ロッコちゃんというゆるキャラがいた
  • ジオラマ好きなひとはより楽しめるかも
  • 有料展示室もあったが90%の人は利用していなかった
  • 屋外イベントをたくさん開催している(フィールドウオッチング・体験学習会など)

LOCATION

住所〒930-1405 富山県中新川郡立山町芦峅寺 字ブナ坂68
TEL0764811160
開館時間9:00-17:00
休館日月曜日(基本的に)

*本文は記事投稿時の情報です

立山カルデラ砂防博物館の建物

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
目次