福井県あわら市|美術の森
森の中には、美術館や工房などがあり美術作品の野外展示もあります。
美術館は主に企画展示を開催しています。
自然の中を散策しながらいろんな美術作品を楽しめます。
*クマ注意!

原田治 展「かわいい」の発見
原田治 展「かわいい」の発見の企画展示が開催されていたので観てきました。
期間:2023年7月15日(土)~ 2023年9月24日(日)

原田治さんはミスタードーナツのイラストをデザインしていた方で有名です。
たくさんの人が来場していました。受付はずっと数人ほど順番待ち。グッズ販売では精算する人の行列が長かった。
展示室内は真っ白なパーテーションで区切られたくさんの原田治さんの作品が飾られていました。
幼少期に描いた絵や愛猫のことや絵コンテなども知ることができました。


原田治 展「かわいい」の発見の企画展では創作の森に配置されたチェックポイントを廻るスタンプラリーも行われていたので森の散策もしてきました。(暑い日だった。)



スタンプラリーの景品はいくつかあったけどネコのポストカードをもらえた。うれしかった。
美術館 アートコア
美術館です。駐車場から近いところに建っています。
展示室
訪れたときは原田治 展「かわいい」の発見の企画展示のみされていました。
常設展示は見当たりませんでした。
物販コーナー
花瓶などの陶器が並んでいました。


カフェ
物販コーナーのすぐとなりにカフェがありました。おしゃれな感じでしたよ。


ゆっくりスポット
森を眺めながらゆっくりできるところがあります。





原田治展のスタンプラリーの後は汗だくで疲れてしまったがここで復活できた。
創作の森
創作の森は遊歩道が整備されています。
森の中に野外作品・ガラス工房・創作工房があります。
更にアーティストが集まるアトリエゾーンなどもあるのです。


森全体は少しだけ高低差があります。
野外作品
2023年現在、森の中に14の野外作品が展示されています。野外作品は年々増えていっているようです。





企画展のスタンプラリーに夢中になり野外作品の鑑賞は二の次になっていた。
作品名 | アーティスト | 制作年 |
陶彫 ―森の鳥― | 金 九漢 | 1999年 |
風車 | 平川 滋子 | 2011年 |
Trieb-水体Ⅰ | 遠藤 利克 | 2000年 |
牀座 | 藤田 昭子 | 2002年 |
Land-E-Scape | 井口 雄介 | 2023年 |
隠されたピラミッド | 土屋 公雄 | 2005年 |
森のアンリの小屋 | 眞壁 陸二 | 2015年 |
Rover-01-2 | 海崎 三郎 | 2001年 |
玉鋼―Ⅲ | 青木 野枝 | 2023年 |
森のために | 河口 龍夫 | 2017年 |
関係―鉛の巣箱 | 河口 龍夫 | 2017年 |
雷神 | 戸谷 成雄 | 2000年 |
ジャッキーと太郎 | 占部 史人 | 2021年 |
FRAMe SCAPE | 井口 雄介 | 2023年 |



アーティストの河口龍夫さんは奥能登国際芸術祭にもアートを出展していた。


ガラス工房
美術館から歩いて10分から15分ほどのところにありました。
自由に出入りできましたが入れるところは限られます。屋内はほぼガラスのアーティストの作業場です。







たくさんのガラスのアーティストたちが炎を相手に作業をしていた。
暑い日だったが更に暑そうだった。
旧瓦工場跡の瓦窯(倒炎式角窯)
瓦の窯がありました。中を覗いてみるとたくさんの瓦が。




滝の瓦の品質は越前瓦を代表するもので明治時代には三国から北海道まで送られていたそうです。(きっと北前船で。)
滝の瓦の特徴:雪国むきの堅牢さ・色は灰青で美しい・質が優れている・瓦から出る音響に特色がある



窯の中を見ているだけで熱くなってきた。
創作工房
創作にチャレンジできます。簡単にオリジナル缶バッジも作れますよ。


創作工房は空調が効いていて涼しかった。少し休ませてもらった。







創作工房では陶芸教室などの創作講座も開かれているようです。


創作工房にタクシーを呼んでいるご家族がいた。タクシーは歩き疲れの救世主です。


熊注意!
熊の出没が確認されているようです。
ひとりでの行動は避けるように注意書きがありました。


LOCATION
住所 | 〒919-0806 福井県あわら市宮谷57-2-19 |
TEL | 0776737800 |
美術館・開館時間 | 9:00-17:00 |
美術館・休館日 | 月曜日 |
*本文は記事投稿時の情報です