【閉幕】奥能登国際芸術祭2023のおでかけガイドブック

奥能登国際芸術祭の閉幕
つばめ

令和6年能登半島地震により閉幕後の常設作品も被害を受けました。
珠洲市の復旧の目処が立つまで公式サイトの更新も中止となっています。

常設展示について

奥能登国際芸術祭2023は2023年11月12日(日)で閉幕しました。
一部の作品は引き続き常設作品として展示されています。

つばめ

48作品を乗用車を使用して計4日かけて鑑賞しました。
とっても楽しかったです。スタンプラリーも完成しました

目次

アート作品一覧・地図もあるよ

作品ごとの地図を見ることができるよ
住所を押してみてね。

全体の地図もあるよ。

【A01】時を運ぶ船|The Boat Which Carries Time

塩田 千春|Chiharu Shiota

華やかさで圧倒されるアートです。あまりに真っ赤すぎて全身が赤色に照らされます。ホビーメイクのアクリル並太の日本製のトップ染めの糸で創られているそうです。華やかな作品と素朴な素材とのギャップに驚きです。複雑に張り巡らされた糸は船が記憶しているネットワーク網なのかな。

定休日木曜日
開館時間9:30 – 17:00
【A02-1】「光の方舟」|”Ark of Light”

スズ・シアター・ミュージアム|Suzu Theater Museum

プロジェクトマッピングによるアートがちょうど開催されていました。(70分間隔で開催されているらしい。)四季折々の波が映し出され光・音・煙・雪の演出がありました。置かれている船が浮かぶように映し出される波がとても綺麗。ラストの月が浮かび上がっていく光景に心打たれます。奥にあるテレビが消えてしまうのも心寂しい。じーんときます。館内はプロジェクトマッピングの他にもアートが並んでいます。

定休日
開館時間9:30 – 17:00
【A02-2】大蔵ざらえ収蔵庫|Okurazarae Storehouse

スズ・シアター・ミュージアム分館|Suzu Theater Museum Annex

古いモノがたくさん保管されていました。ここは博物館の倉庫といった感じで創作・創造のアートを期待しているとちょっとがっかりするかも。スタンプラリーに挑戦していなければスルーしても良いかも。

定休日
開館時間9:30 – 17:00
【A03】潮騒レストラン|Shiosai Restaurant

坂 茂|Shigeru Ban

奥能登国際芸術祭の拠点とも言えるスポットです。訪れた時はごはんタイムでとても混み合っていました。周辺にはごはん処が少ないこともありランチ難民になってしまうかも。ちなみに潮騒レストランにもスタンプラリーのスタンプがあります。

定休日
開館時間9:30 – 17:00
【A04】石の卓球台第3号|Stone Table Tennis No.3

浅葉克己|Katsumi Asaba

つるつるの石でできた卓球台です。つるつるしているので球のバウンドも精度が高いと思われます。卓球は無風の館内で行うスポーツですが自然の風が卓球の楽しさに変化を与えます。ラケットは借りれるようで実際に卓球を楽しんでいる人もいました。青空の下とっても楽しそうでした。

定休日
開館時間9:30 – 17:00
【A05】松雲海風艀雲|Matsukumo, Umikaze, Hashikekumo (Pine trees, clouds, sea breeze and buoyant barge clouds.)

牛嶋 均|Hitoshi Ushijima

完成したらあらためて見に行きます!

作品は完成しています。(あらためて見に行きます!)

登って遊べる楽しい遊具でした。冒険心を試される構造です。空中の先端まで辿り着くのにはちょっと勇気が必要かも。
奥能登国際芸術祭の閉会後も常設される予定となっていてすべり台が追加されるそうです。

定休日
開館時間9:30 – 17:00
【A06】自身への扉 | Door to Yourself

ファイグ・アフメッド|Faig Ahmed

海岸に立つきらきらした鳥居。訪れた時は鳥居の周辺に少し海水が溜まっていたものの鳥居のところまで近寄れました。時によっては海水で近寄れそうで近寄れないのかもしれません。そんな微妙なところに立っていることに神聖さを感じます。一般的に海岸に立っている鳥居は海に向かって立っていますが本アートは違う方向に向いていました。どのような意図があるのでしょうか。

定休日
開館時間9:30 – 17:00
【A07】風と波|Wind and Waves

奥村浩之|Hiroyuki Okumura

地盤がしっかり固まった大地に置かれている重々しい石の作品です。その石はエッジを効かせたラインで創造されていました。エッジは荒々しい波にも見えます。日本海の雨風による風化によって石の形に変化が起こるかもしれません。そういったこともきっとアートのはず。

定休日
開館時間9:30 – 17:00
【A08】太古の響き|ANCESTRAL ECHOES

アナ・ラウラ・アラエズ|Ana Laura Al?ez

海と草木に囲まれるように立っています。こてこての人工物ですが丸っこい形に愛着を感じます。葉を開く直前の生命力に満ちた芽に見えました。きのこ!ブロッコリー!といった声も周囲から聞こえてきました。誰が観ても植物に見えることには間違いなさそう。かわいい姿ながらも自然の力強さを感じとれる作品でした。

定休日
開館時間9:30 – 17:00
【B09】プレイス・ビヨンド|Place Beyond

弓指 寛治|Kanji Yumisashi

大きな広場を囲むように整備された散策路にいくつもの絵画とメッセージが置かれています。戦争のことをテーマにしています。絵画は一枚一枚とても力強く描かれていてメッセージとともに訴求力がすごいです。自然の中に作品が展示されているため当時の戦争の過酷さがより伝わってきます。
ちなみに散策路のスタートはお手洗いの建物のすぐ横にある数段の階段を降りたところです。(誤ってまったく違う道を歩いて海岸に辿り着いてしまった。)

定休日
開館時間9:30 – 17:00
【B10】TENGAI

アレクサンドル・ポノマリョフ|Alexander Ponomarev

広場に立っていることもあり一見、電波塔のようにも見えます。無機質で無愛想な姿ですが塔の真下まで行ってみると風と構造によって奏でられる不思議な音が聞けて楽しいです。ぼああああっって音を出していてかわいいアートです。てっぺんまで登ってみたい。

定休日
開館時間9:30 – 17:00
【B11】Infinity 41.42.43

リチャード・ ディーコン|Richard Deacon

光または電波を受信・反射させるようなオブジェクトが敷地の中に3つ置かれていました。きっと太陽と月の光や宇宙人からの電波をキャッチし受信・転送する装置で、3つそれぞれの位置は天文学に基いて計算された位置なんだと思います。妄想が止まりません。

定休日
開館時間9:30 – 17:00
【B12】幻想考"The Butterfly Dreams”|Practice for Mirages

さわひらき|Hiraki Sawa

幻想的な空間と映像の作品でした。いくつかの空間は単色の青色・黄色・うっすら白色。廊下は懐かしさと不安を感じる光。流れている映像は2つありどちらの内容も難しいですがとても引き込まれます。どれも夢の中で現れる光景かのようです。ちょっと熱っぽいときに見る夢に近いかも。自分の過去・現在・未来をも幻想してしまうアートでした。

定休日木曜日
開館時間9:30 – 17:00
【B13】アイオロスの広場|Aeolus’ Square

小野龍一|Ryuichi Ono

木材からエネルギーを充電しているかのように見えるピアノです。調律は完全ではなく鍵盤も壊れている箇所がありますが音楽はなんとか奏でることができます。ここでピアノを弾けたらとってもかっこいい。雨風に晒されつつも楽器としての使命を負っている姿が素晴らしい。

定休日
開館時間9:30 – 17:00
【C14】Autonomo / 図書室:カールステン・ニコライが推薦する子供の本

カールステン・ニコライ|Carsten Nicolai

作品展示場に近づくにつれてすぱーん!という音が聞こえてきました。展示場に入ってみると真っ白い空間に黒いボールがすぱーんっ!と凄い勢いで飛ばされていて壁と丸い板に跳ね返っていました。丸い板にボールが当たるとぼわわあああん・・と微かに音が聞こえるのが楽しかったです。

定休日木曜日
開館時間9:30 – 17:00
【C15】おもちゃ|Toy

杉谷一考|Kazutaka Sugitani

とってもほのぼのした作品でした。パステルカラーの優しい色の積み木(木ではなくて重たかった)が無造作に置かれていますが訪れた人たちがきっと積んだり並べたりして遊んだ状態になっています。外にもおもちゃが置かれていてとっても楽しそうな遊び場になっていました。

定休日木曜日
開館時間9:30 – 17:00
【C16】遠のく | Away

梅田哲也|Tetsuya Umeda

広い倉庫に実験的な装置や球体が置かれていて何か偉大なことを研究しているような雰囲気です。バケツの水が循環していたり光が輝いていたりしていました。

定休日木曜日
開館時間9:30 – 17:00
【C17】みえないエネルギー 天と地と海との間に|Invisible Energy-Between Heaven and Sea and Earth

植松奎二|Keiji Uematsu

古い大木に固定されたジグザグの木が。古い大木は雷でやられてしまった珠洲の大木らしい。ジグザグはきっと雷を表現しているんだと思います。

定休日木曜日
開館時間9:30 – 17:00
【C18】記憶への回廊|Cloister to Memories

山本 基|Motoi Yamamoto

ブルーがいっぱいの作品です。回廊(廊下)には模様がぎっしり描かれています。手作業で描いたようで50日を要したと説明がありました。自分で描いてみることを少し想像してみましたがぎぶあっぷ。回廊を進むと塩でできた作品が。崩れないように息を殺しました。圧倒される作品でした。

定休日木曜日
開館時間9:30 – 17:00
【D19】家のささやき|Home Whispering

ラグジュアリー・ロジコ(豪華朗機工)|Luxury Logico

家の屋根の部分だけのような大きな作品でした。隙間がたくさんあるのですが中に入ってみると日陰と木漏れ日で涼しく居心地がとても良かったです。瓦は一緒になっている細い木で動かすことができました。風の強い日は瓦が揺れたりするのかな?

定休日
開館時間9:30 – 17:00
【D20】漂移する風景|Drifting Landscape

リュウ・ジャンファ(劉建華)|Liu Jianhua

凛とした珠洲焼館の建物の横に割れた珠洲焼がたくさん敷き詰められていました。よくよく見てみると陶器でできた長靴とか飛行機とかキーボードとかいろいろ混ざっています。割れている器も一度はきちんと作ったものなのかも。(違うかも。)ですので大きな時間と情熱をかけて創造されたのではないでしょうか。

定休日
開館時間9:30 – 17:00
【D21】4K

OBI

映像が流れていました。映像観賞用の椅子もあってミニミニシアターのような空間です。現代的なモノは一切配置されていなので映像とともにちょっと昔にタイムスリップできることでしょう。

定休日木曜日
開館時間9:30 – 17:00
【D22】触生|Tactile Memory

田中信行|Nobuyuki Tanaka

北前船の豪華なお屋敷に作品が展示されています。展示されている和室の部屋は真っ暗です。その暗闇にモノリスのような形をしたオブジェクトが立っています。立っているというよりも暗闇の中に浮かびあがっているといった迫力でした。黒と赤のコントラストと静粛した空間が美しい。世界を支配するAIコンピュータのようなラスボス的な雰囲気もあった。

定休日木曜日
開館時間9:30 – 17:00
【D23】Something Else is Possible / なにか他にできる

トビアス・レーベルガー|Tobias Rehberger

双眼鏡が設置されています。双眼鏡を覗いてはじめて本作品の素晴らしさがわかります!

定休日
開館時間9:30 – 17:00/日没後 – 21:00
【E24】植木鉢|Flowerpot

大岩オスカール|Oscar Oiwa

大きな植木鉢です。大きな鉢には容量のリットル数が記述されているのできっと燃料タンクだったんだと思います。環境に悪そうに思える植木鉢に植えられた木は枯れることなくしっかり育っていました。

定休日
開館時間9:30 – 17:00
【E25】コスチューム×身体×スズズカ|Costume × Body × Suzuzuka

ひびのこづえ|Kodue Hibino

海の中のような世界でした。世界は繊細な布で飾り付けされていて風によってユラユラ揺れていました。浮遊感がありました。現実離れした衣装もたくさん飾られていて楽しいです。いくつかの衣装は実際に着用することができましたよ。アーティストのグッズも販売していました。

定休日木曜日
開館時間9:30 – 17:00
【E26】あかるい家|Bright house

中島伽耶子|Kayako Nakashima

日中に家屋の扉を開けて屋内へ。窓が無いため真っ暗なはずの家屋の中は外の光で明るくとっても綺麗。壁に丸い穴がアートちっくに開けられ全方位から光が入ってきていました。光はアクリル?で屈折するためかいくつもの光の色がありました。

日没後の家も見に行きました。外が暗くなると家屋内のランプが自動で点灯し外にランプの光が漏れます。とっても綺麗で明るいです。(10月8日に見た・日没時間17:25・点灯した時間18:15・不具合があってこの日は点灯が遅れたらしい)
上手に写真に収めたかったがいまいちな写真になった。

定休日木曜日
開館時間9:30 – 17:00/日没後 – 21:00(外から鑑賞)
【F27】おはなしの駅 すず|SUZU OHANASHI STATION

佐藤 悠|Yu Sato

アーティスト佐藤悠さんが駅員のコスチュームをして皆に物語を披露していました。ちびっこたちは興味津々でした。お話の後は一緒に写真を撮ったりしていました。とっても和やかな世界でした。ちなみに物語はリクエストに合ったストーリーを即興で創って披露しているようでした。リクエストしたちびっこは一生の思い出になります。

定休日木曜日
開館時間9:30 – 17:00
【G28】La tienda Maeno

ソル・カレロ|Sol Calero

南国リゾートの世界です。畳の上で南国の開放的な雰囲気を楽しみながらゆっくり休憩できます。ハンモックではゆらゆら揺られてみましょう。小さいタイルで本作品の一部を創作することもできましたよ。

定休日木曜日
開館時間9:30 – 17:00
【G29】物語るテーブルランナーin珠洲2|Storytelling Table Runner in SUZU2

弓指 寛治|Kanji Yumisashi

いろんなお話し(今でも忘れられない体験)を刺繍を使った絵で表現されています。お話はじーんときます。お話しを読んだ皆さんもご自身の体験についていろいろ思い出されることでしょう。

定休日木曜日
開館時間9:30 – 17:00
【G30】能登はやさしや土までも|Noto is kind, even its soil

栗田宏一|Koichi Kurita

能登のあちこちの土が大きな地図上に配置されています。土を集めた労力にも驚かされます。それぞれの土の色がはっきりと異なっているのですが配置による偶然のグラデーションが綺麗。大きな地図は下書きの後が見られたのできっと手で描かれたんですね。すごい。

定休日木曜日
開館時間9:30 – 17:00
【G31】いいよ、いいまち、いいだまち。|Hop, Stamp, Jump!

のらもじ発見プロジェクト|NORAMOJI Project

町のお店の看板に使われているフォント(書体)は様々。ある看板に使われている4文字程度のフォントだけを頼りに、ひらがなやカタカナの書体のパターンを推測して五十音すべてのフォントを完成させるアートです。ずっと昔の看板の書体もきちんとデザインされていたんだなとわかりました。推測されて創られたフォントは違和感まったくなしです。フォント創作だけでなくそのお店の店主との心の触れ合いのやり取りも垣間見れ笑顔になれる作品でした。

定休日木曜日
開館時間9:30 – 17:00
【G32】小さい忘れもの美術館|Small lost article museum

河口龍夫|Tatsuo Kawaguchi

廃駅となった駅舎と線路からなる作品です。駅舎では駅長ごっこができます。コンテナの中では自由にメッセージを残せます。至るところに傘がいっぱい忘れ物されていました。思い出は忘れないように持ち帰りましょう。ちなみに作家さんは金津創作の森の野外作品も手掛けられています。

定休日木曜日
開館時間9:30 – 17:00
【H33】回遊の果て|Final destination

吉野央子|Ohji Yoshino

お家の中が水族館になっています。不思議なことに魚と一緒に回遊している気分になれました。水の中にいる感覚です。浮遊感いっぱいです。

定休日木曜日
開館時間9:30 – 17:00
【H34】海の上の幻|Mirage above the sea

城 保奈美|Honami Shiro

海岸にある小屋。小屋の中の天井から細い糸がたくさん落ちています。グラーデーションが綺麗。糸越しで見る海も素晴らしい。天井を見上げれば鏡のようになっていて幻を見ているかのようです。

定休日木曜日
開館時間9:30 – 17:00
【H35】うつしみ|Utsushimi(DoubleImage/Token/Emanation)

ラックス・メディア・コレクティブ|Raqs Media Collective

日中に本作品の魅力を感じ取ることは難しい。夜間では作品がぼわぁと青色ホログラムのように浮かび上がり美しいです。小屋の灯りもかわいい。かつての駅は時が流れても現在と存在を重ねています。

定休日
開館時間9:30 – 17:00/日没後 – 21:00
【H36】なぜここにいるのだろう|Answer me

N.S.ハーシャ|N.S. Harsha

海が目の前にある小さな公園にキリンの親子が。鮮やかな首飾りをつけています。キリンの親子は旅をしているのでしょうか。電波の受信機を装着していました。なぜここにいるのだろうと深く考えずにずっとここにいてほしいです。

定休日
開館時間9:30 – 17:00
【H37】Blowin‘ In The Wind

SIDE CORE

風車が立つ高台に作品がありました。風車と一緒に風を受けてデザインされたオブジェクトがゆっくり動いていました。広大な荒野に吹く風に心も揺さぶられる作品でした。

定休日木曜日
開館時間9:30 – 17:00
【I38】流転|Translucent Metamorphosis

シリン・アベディニラッド|Shirin Abedinirad

光と影が美しい。岸辺に落ちていそうな色鮮やかな瓶の破片が使われています。対照的に地面に映し出される瓶の破片の控えめな色彩に哀愁を感じる。

定休日木曜日
開館時間9:30 – 17:00
【I39】秘境|Land of Unknowing Sceneries

コウ・シュンミン(高凌明)|Ko Anthony Chun Ming

駅舎の中にあるオブジェクトは地元の皆さんも参加して創られたそうです。屋外にあるきらきらしたオブジェクトは万華鏡のようになっていますよ。

定休日木曜日
開館時間9:30 – 17:00
【I40】人間は赤ちゃんから生まれる|The human is started from baby

北山善夫|Yoshio Kitayama

宇宙スケールで生命(いのち)を表現していました。圧倒的な芸術に怖く感じる人もいるかも。写真は作品の一部分。

定休日木曜日
開館時間9:30 – 17:00
【I41】運動場|Movement Field

シュー・ジェン(徐震)|Xu Zhen

作品の運動場に足を踏み入れれば運動がはじまります。(すぐ運動がおわってしまうこともある。)
目の前にある美しい見附島が運動を見守ってくれています。

定休日木曜日?
開館時間9:30 – 17:00
【I42】種のタイムカプセル|SEEDPOD TIMECAPSULE

マリア・フェルナンダ・ カルドーゾ|Maria Fernanda Cardoso

おしゃれな感じの雰囲気です。たくさんのつばきと松かさで創作されている。ひとつひとつは不揃いだけど整然としていた。

定休日木曜日
開館時間9:30 – 17:00
【J43】あかりのありか《のと》|AKARI-no-ARIKA, NOTO

泰然+きみきみよ|Taizen + Kimikimiyo

珠洲の名所や風物(キリコや珠洲焼とか)を積み木と光で表現。それぞれの光の明暗がとても美しかった。

定休日木曜日
開館時間9:30 – 17:00
【J44】祈りのかたち|Vessel of pray

嘉 春佳|Haruka Yoshi

地元の人も参加して創作。古着の切れ端をかわいい形に。誰かのためにきちんと折りたたまれた洋服がかわいらしかった。

定休日木曜日
開館時間9:30 – 17:00
【J45】音蔵庫|Timbre Lockers

鈴木泰人|Yasuhito Suzuki

置かれている椅子に座ってゆっくり鑑賞したい作品。光の仕掛けもあってとても凝っています。オーディオのサラウンドシステムから発せられる環境音はすべて珠洲市で録音した音だそうです。
アーティストの鈴木さんがたくさん説明してくれました。ありがとうございました。

定休日木曜日
開館時間9:30 – 17:00
【J46】Future Past 2323

原嶋亮輔|Ryosuke Harashima

大きなお屋敷の1階と2階に作品が展示されています。作品のテーマには宇宙が背景にあるようでした。2階の一番奥の部屋は居心地良い感じになっていたのでちょっと休憩しました。

定休日木曜日
開館時間9:30 – 17:00
【J47】ボトルシップ|Bottle ship

小山真徳|Masayoshi Koyama

駐車場から作品のところまでちょっと歩きます。神々が乗っている木の船には水が溜まっていて小さな花の咲いた水草やメダカが生息していました。清々しい小さな世界です。メダカを眺めていると楽しい。この木船はアーティストの方が実際に木を掘って創作したそうです。説明してくれたガイドさんの説明がとってもわかりやすかった。すぐ近くの川に現れるホタルについても説明してくれました。

定休日
開館時間9:30 – 17:00
【K48】珠洲海道五十三次|53 Bus Station of Suzu

アレクサンドル・ コンスタンチーノフ|Aleksander Konstantinov

おしゃれなバス停。バスを利用したくなります。バスを待つ時間も楽しくなりそう。バスが遅れても我慢できそう。本作品は4箇所のバス停にアートが施されています。

定休日
開館時間9:30 – 17:00/バス停なのでいつでも見れます(夜間時のライトアップはされていないと思う)
【イベント】ほどける、オト・モノ

鈴木泰人 伊藤豊

カセットテープに録音された過去の音と今の音が重なりながら進行していきます。最初は少し不安な音調ですが少しづつ優しいメロディーに変化していきます。メロディーは舞台である学校の校歌に繋がっていきます。鈴木さんの主張しない歌声とギターのアルペシオ演奏の生音も加り胸がいっぱいになります。ラストは余韻とともに珠洲市の12時の時報メロディーが流れた。

開催日2023年10月8日・9日
時間11時30分・16時30分
静かな海流をめぐって

金沢美術工芸大学アートプロジェクト

過去の奥能登国際芸術祭で展示された作品です。現在は震災の影響で展示を中止し再展示を検討しているそうです。

そのため鑑賞できていないのですがネットの情報で見てみました。古民家の中で木材をたくさん使用して荒波を表現している大きな作品でした。

定休日
開館時間

全アート作品の地図

奥能登国際芸術祭の全作品の位置情報です。
Googleマイマップを使用しています。

奥能登国際芸術祭の閉幕

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