富山県南砺市|大きな鳥居
高瀬神社の大鳥居
富山県南砺市に佇む高瀬神社は、越中一宮として古くから地域の人々に信仰されてきた由緒ある神社です。その参道の入口にそびえ立つ「大鳥居」は、神社の象徴的存在として訪れる人々を出迎えます。
大鳥居の歴史と背景
高瀬神社の大鳥居が建立されたのは、1985年(昭和60年)。昭和天皇の御在位60年を記念して奉納されたもので、寄進者は株式会社ゴールドウインの創業者である故・西田東作氏です。この堂々とした鳥居は、神社の格式と歴史を象徴するものとして、建立以来多くの参拝者に愛されてきました。白を基調としたデザインは、周辺の田園風景や神社の緑と調和しつつも、ひときわ目を引く存在感を放っています。
特徴:大祓詞が刻まれた特別な鳥居
高瀬神社の大鳥居の最もユニークな特徴は、その内部に「大祓詞(おおはらいのことば)」が奉写されていることです。
大祓詞とは、神道において罪や穢れを祓い清めるための伝統的な祈祷文。
この鳥居をくぐることで、参拝者は心身を浄化し、清らかな気持ちで神前に立つことができるとされています。
単なる参道の入り口を超え、霊的な意味を持つこの鳥居は、高瀬神社ならではの特別な魅力と言えるでしょう。
訪れる人々への印象
参道から見える大鳥居は、厳かな雰囲気を漂わせ、訪れる者に深い感動を与えます。
特に、田畑に囲まれた静かな環境の中で際立つその姿は、自然と調和しながらも神聖な空間への入り口としての役割を果たしています。
高瀬神社が長い歴史の中で地域の信仰の中心であったことを感じさせる、まさにシンボル的な存在です。

車に乗ったまま大鳥居を通過することができるよ。
アクセス方法
車:北陸自動車道「砺波IC」または東海北陸自動車道「福光IC」から約15分ほどです。
大鳥居の後方のそばに車が駐車できるスペースがあります。





高級感いっぱいの日帰り温泉処(37BASE)に行ったときに大鳥居を見つけたよ。すぐ近くだよ。


まとめ
高瀬神社の大鳥居は、単なる構造物ではなく、歴史と信仰が息づく特別な場所です。大祓詞が奉写されたその姿は、参拝者に清めと癒しを与え、神聖な空間への第一歩を印象づけます。富山県南砺市を訪れた際には、ぜひこの大鳥居をくぐり、高瀬神社の深い魅力を体感してみてください。自然と歴史が織りなす美しい風景の中で、心が洗われるようなひとときが待っています。
LOCATION
住所 | 〒932-0252 富山県南砺市高瀬 |
*本文は記事投稿時の情報です