石川県珠洲市|アートオブジェクト
地域に根付いたよく見る小さな公園に大きなキリンの親子が。
石川県珠洲市の柳田児童公園に奥能登国際芸術祭の常設作品「なぜここにるのだろう」がいます。
非日常的な光景にきっと誰もが「なぜここにるのだろう」と思考することでしょう。

目次
作品の背景とアーティスト
「なぜここにいるのだろう」は、インド出身のアーティスト、N.S.ハーシャ(N.S. Harsha)によって創作されました。奥能登国際芸術祭2023で初披露され、その後常設作品としてこの公園に残ることに。

キリンの首にはカラフルな花輪のようなものがかけられていて、一見するオシャレしてるように見えます。この花輪は、珠洲の海岸に漂着する漂流物で飾り付けられたそうです。

天気が良ければ綺麗な花輪とともにとっても映えた写真が撮れるよ!
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奥能登国際芸術祭の常設作品
令和6年能登半島地震および豪雨により閉幕後の常設作品も被害を受けてしまいました。 令和6年能登半島地震と令和6年奥能登豪雨による被害情報と展示情報を追記しました…
令和6年能登半島地震
令和6年能登半島地震により珠洲市を含む能登地方は甚大な被害を受け、奥能登国際芸術祭の常設作品23点のうち11点が深刻なダメージを受けました。
しかし「なぜここにいるのだろう」は奇跡的に大きな被害を免れキリンの親子は震災後も変わらずそこに立ち続けています。


被災後1年少し経過した2025年3月では周囲一帯の家屋の解体が進み空き地が増えた風景が広がっています。今もなお復旧・復興作業は進行中です。*2025年3月時点



いつか珠洲市に訪れる機会があればキリンの親子のことを思い出してあげよう。
LOCATION
住所 | 〒927-1217 石川県上戸町南方フ 柳田児童公園内 |
*本文は記事投稿時の情報です